豊ノ島こと井筒親方が相撲協会を突如退職することを発表しましたが、その理由はなぜなのかをまとめています。
豊ノ島はタレント転身を退職理由に挙げていますが、実は相撲協会のルールである年寄名跡(親方株)制度による事実上の”クビ”とも言える状況だったことが炙り出されたのです…
詳細はこの後にまとめていますので、ぜひ本文へお進みください。
豊ノ島(井筒親方)の退職してタレント転身の理由はなぜか【借株による事実上のクビか】
豊ノ島こと井筒親方の退職理由は表向きにはタレント活動を行っていくため、とされています。
【参考】電撃退職の元関脇・豊ノ島の井筒親方、タレント転身を発表!「これからはタレント『豊ノ島』として活動」
しかし、相撲協会のルールを知ると、豊ノ島の相撲協会退職は決してタレント活動を行っていくことだけではないことが見えてきます。
具体的には、相撲協会には「年寄名跡」(親方株、年寄株とも呼ばれます)という制度があり、これが豊ノ島の相撲協会の退職理由に繋がっている可能性があるのです。
大相撲中継で毎日溜席に座っている<溜席の妖精>。
その正体は佇まいからもわかるように、かなりのお嬢様であることが判明したのです…
詳細は下記記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
「年寄名跡」の詳しい制度内容についてはWikipediaを読むと理解できますので興味ある方はぜひ読んでいただきたいのですが、一言で言うと「親方になるための権利」ということになります。
年寄名跡は数が決まっているのですが、現在豊ノ島は「井筒」という親方株を持っていますが、しかし、報道にもあるとおり豊ノ島は年寄名跡を”借りている“状態で、完全に自分のものではない状態です。
ここで、年寄名跡の「空き」を待っている人物が一人います。
それが、元横綱で2021年に引退した鶴竜です。
鶴竜は将来部屋を持って親方になりたい、と明言していますが現時点では年寄名跡に空きがなく、それがかなわない状況です。
そして、豊ノ島の前に「井筒」だったのは元関脇の逆鉾ですが、逆鉾は鶴竜の師匠なのです。
2019年に逆鉾は病に倒れて亡くなりますが、そのときに鶴竜は次のように発言したと報じられています。
井筒は、僕が継ぎます
この事実から、鶴竜が「井筒」を襲名するのは既定路線で豊ノ島は押し出された恰好となり、いわゆる「クビ」となったとも言える状況となってしまった可能性があるのです。
年寄名跡の譲渡は当人の話し合いが基本となりますが、豊ノ島の最高位は関脇ですので、相撲界における序列では鶴竜が”格上”となります。
したがって、鶴竜サイドから年寄名跡「井筒」の譲渡を迫られた場合は、豊ノ島が断ることは困難な立場であるという事情もあると考えられます。
つまり、豊ノ島としては後進の指導に当たりたいという気持ちがっても、年寄名跡を譲渡せざるを得ない状況にあったとすれば、相撲協会を引退するしか道は残されていなかったのです。
逸ノ城が結婚しない理由の1つに、酒癖の悪さが挙げられます。
しかし、実はもう1つ逸ノ城が結婚しない理由があり、それが現横綱の照ノ富士だという噂もあるのです…!
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オススメ記事:逸ノ城が結婚せずに妻(嫁)がいない理由【酒癖と照ノ富士】
豊ノ島(井筒親方)の退職は白鵬次第で回避できた可能性も
もしも豊ノ島こと井筒親方の退職が、年寄名跡「井筒」が鶴竜に譲渡されることにあったとすれば、白鵬の素行が良ければ回避できていた可能性があったのです。
というのも、白鵬は引退後、年寄名跡「間垣」を経て、師匠が停年となっため、2022年に「宮城野」を襲名しました。(2023年現在、「間垣」は白鵬の師匠である元宮城野親方が付けています)
しかし、相撲界には「一代年寄」という制度があり、相撲界に多大な功績を残した力士は現役時代の四股名を年寄名跡にできるのです。
歴代で一代年寄は、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花のわずか4人しかいません。
一方、白鵬は各界歴代の勝ち星や優勝回数を誇るなど、実績だけで言えば一代年寄で「白鵬」を襲名できる権利はあったのです。
ところが、現役時代の素行の悪さが影響して、白鵬は一代年寄となることはできませんでした。
「大相撲の継承発展を考える有識者会議」が提出した「提言書」には、〈一代年寄の名乗りを認める根拠を見出せない〉と明記
この影響で、白鵬は「間垣」を襲名することとなったワケですが、これにより年寄名跡が1枠埋まってしまったのです。
もしも白鵬の素行が良く一代年寄「白鵬」を襲名していれば…
豊ノ島は相撲協会を退職しますが、白鵬に対して少なからず上記のような思いを抱いているのかもしれません。
白鵬は現役時代素行を注意されることがたびたびありましたが、現在のマネージャーもなかなかの人物です。
白鵬は2022年にマネージャーから1億円を盗られているのですが、その人物は過去に野球賭博で引退したあの力士だったのです…!
詳細は下記記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
【まとめ】豊ノ島(井筒親方)退職してタレント転身の理由はなぜか【借株による事実上のクビか】
今回は豊ノ島こと井筒親方が相撲協会を退職してタレント転身する理由はなぜなのかをまとめました。
豊ノ島が現在付けている年寄名跡「井筒」は借り物で、いずれ返す必要があります。
もともと年寄名跡「井筒」を付けていた逆鉾は鶴竜の師匠ですので、いずれ鶴竜が「井筒」を襲名することは既定路線だったと言えます。
したがって、豊ノ島の相撲界引退は、鶴竜が「井筒」を襲名するための準備が整ったことを示していると言え、事実上貸株で「井筒」を襲名していた豊ノ島は居場所がなく”クビ”になってしまったとも見ることができます。
しかし、豊ノ島にとっては新たな世界で活躍するためのチャンスが舞い込んだのかもしれません。
豊ノ島のトークは非常に軽快で、芸能界で活躍できるポテンシャルは十分です。
豊ノ島としては後進を育てたいという気持ちが少なからずあったのかもしれませんが、ぜひ新しい道で横綱をめざしていただきたいものです。
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