スナク首相の両親(父親/母親)｜イギリスに移住した理由はなぜか

本記事ではリシ・スナク首相の両親について、両親が移住した理由についてまとめています。

インド系初のリシ・スナク首相の両親について知ると、イギリス新首相のルーツが見えてくるのです…！

詳細はこの後にまとめていますので、ぜひご覧ください。

リシ・スナク首相の両親(父親/母親)

リシ・スナク首相の父親はケニア生まれの医師、母親はタンザニア生まれの薬局を経営する薬剤師で、医療に携わる両親の元でリシ・スナク首相は育てられました。

リシ・スナク首相がニュースで多くの資産を持ち「金持ち」と言われる背景には、父親/母親が高収入な仕事に就いていたことがそもそもの要因であると考えられます。

なお、両親は東アフリカの生まれですが、父方と母方の両方の祖父母がインド・パンジャーブ生まれ。
すなわち、リシ・スナク首相の両親はアフリカで生まれ育ったとは言え、100％インド人の血が流れているのです。

したがって、リシ・スナク首相もイギリス人ではありますが、もはやインド系ではなく、”インド人”と表現した方が正確と言えるのかもしれません。

そして、リシ・スナク首相の両親は同首相が生まれる約20年前の1960年頃にアフリカからイギリスへと移住しているのですが、そのときの経緯についてさらに深堀りをしていきます。

リシ・スナク首相はこのようにインド人の血を100％受け継いでいますが、宗教はどうされているのでしょうか？

実はリシ・スナク首相はヒンドゥー教の教えを忠実に守りながらイギリスの国会議員を務めていることが明らかとなったのです…！

詳細は下記記事をご覧ください！

オススメ記事：スナク首相の宗教はヒンドゥー教なのか【断食してた件】

リシ・スナク首相の両親(父親/母親)がイギリスに移住した理由はなぜか

先ほども紹介したように、リシ・スナク首相の父親/母親はもともとはイギリスに住んでいたのですが、祖父母とともに1960年代にイギリスに移住しています。
その理由は、1960年代の”アフリカの年”とも呼ばれている、多くのアフリカ地域の国々が植民地支配から独立した世界的情勢が背景にあることが挙げられます。

独立と言えば聞こえはいいですが、当然それに至るまでに激しい武力抗争があります。
そんな状況にリシ・スナク首相の祖父母は命の危険を感じてリシ・スナク首相の両親とともにイギリス移住に踏み切った可能性があります。

1960年代のイギリスは労働力不足を背景に旧植民地からの移民を受け入れ続けていたましたので、リシ・スナク首相の両親もそのような理由からイギリスに移り住むことになったと考えられます。

ちなみに、イギリスに移住したリシ・スナク首相の両親は後に生誕するリシ・スナク首相に対して、莫大な教育費をかけます。

例えば、リシ・スナク首相は「ウィンチェスター・カレッジ」で教育を受けていたのですが、その学費はなんと5年間で3500万円と非常に高額なのです。

このことから、リシ・スナク首相の両親はイギリスに移住してからも医師や薬剤師といった仕事を続け、安定した高収入を得ていたことが窺え、「移民成功者」とも言える経歴を持っているのです。