この記事ではテニスプレイヤーの錦織圭選手と大坂なおみ選手が日清食品との契約が打ち切りとなった理由について解説していきます。
2021年12月27日に錦織圭選手と大坂なおみ選手がフリーとなる報道が出て話題になっています。
日清食品は今回の騒動に対して「契約期間が満了となったため」と説明していますが、メリットがあれば契約を延長していたはずです。
そこで今回は錦織圭選手と大坂なおみ選手が日清食品とのスポンサー契約を解消した理由について、現時点の状況を踏まえてまとめました。
【錦織圭&大坂なおみ】日清食品との契約が打ち切りとなりフリーになった理由はなぜか
錦織圭選手と大阪なおみ選手が日清食品との契約を打ち切りになった理由は、成績の下降による影響が大きいと考えられます。
まず、2021年の錦織圭選手と大坂なおみ選手のテニス4大大会の戦績は次のとおりです。
選手名 | 全豪オープン | 全仏オープン | ウィンブルドン | 全米オープン |
---|---|---|---|---|
錦織圭 | 1回戦敗退 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | 3回戦敗退 |
大坂なおみ | 優勝 | 2回戦棄権 | 欠場 | 3回戦敗退 |
錦織圭選手はここ最近はケガにも見舞われ本来の実力を発揮できていないこともあり、2021年は4大大会で4回戦進出が最高成績となりました。
一時期は世界ランキングが1桁だった錦織圭選手ですが、2021年12月27日時点で47位とかなり順位を落としてしまいました。
また、大坂なおみ選手は2021年2月に行われた全豪オープンこそ優勝をしましたが、全仏オープンでは世界を騒がせてトーナメントを棄権するなど、決して良いとは言えない2021年になってしまいました。
日清食品としては自社のPRを狙いとして、錦織圭選手や大坂なおみ選手に多額のスポンサー料を支払っています。
そのため、言い方はたいへん失礼かもしれませんが、不調やトラブルが原因で上位進出が難しい状況になっている両選手との契約を見直す意見が日清食品内で出た可能性があります。
また、錦織圭選手と大坂なおみ選手は試合で劣勢になるとラケットを折るなど、あまり良くない行為を行うことが取り沙汰されることがあります。
錦織圭選手も大坂なおみ選手も勝っている内はそのような行為も寛大に見られていたとも考えられ、コートマナーも契約打ち切り理由の1つになっているのかもしれません。
日清食品は錦織圭と大坂なおみとの契約解除後はバスケに舵切り
日清食品は、錦織圭選手と大坂なおみ選手との契約解除後はバスケットボールに舵切りをしています。
これは日清食品のアスリート紹介ページを見ると一目瞭然です。
2021年5月頃の日清食品のホームページを見てみると次のように、錦織圭選手・大坂なおみ選手・八村塁選手がスリーショットで写っています。
しかし錦織圭選手と大坂なおみ選手の契約打ち切り後のホームページを見てみると、八村塁選手が大きく写し出されています。
日清食品はこれまで錦織圭選手と大坂なおみ選手に莫大なスポンサー料を払ってきました。
錦織圭選手はJALやユニクロが年間2~3億円のスポンサー料を支払っているのに対して、同等以上の契約金を支払っているとコメントしています。
また、大坂なおみ選手も20社の広告収入だけで60億円を超える報酬を得ているので、単純計算で日清食品は3億円以上のスポンサー料を支払っていることになります。
日清食品は錦織圭選手と大坂なおみ選手に支払っていた6億円以上のスポンサー料を、八村塁選手を始めとしたバスケットボールの選手をサーポート回していくものと考えられます。
バスケットボールは八村塁選手の活躍や東京オリンピックの女子銀メダルに加えて、2022年にはスラムダンクの映画が公開される予定となっています。
日清食品はこれからも続くバスケットボールブームの波に乗っていこうとしているようにも見えます。
【まとめ】錦織圭と大坂なおみの日清食品との契約打ち切り理由は戦績の下降か
今回は錦織圭選手と大坂なおみ選手が日清食品との契約が打ち切りになった理由について解説しました。
錦織圭選手はここ最近ケガもあり、なかなか思うような戦績が残せていません。
大坂なおみ選手は全仏オープンで棄権して世界を騒がせた上に、それ以降の成績は振るわない状況です。
そのため日清食品としては自社のPRにより貢献してくれそうな、バスケットボールに舵を切った可能性があります。
錦織圭選手も大坂なおみ選手もまだまだ世界トップの選手です。
フリーとなる2022年からは心機一転して頂き、また4大大会で上位進出する姿をぜひ見せてほしいですよね!