舞妓の旦那さん制度やお風呂入りとは｜ブラックな花街の実態が明らかに

舞妓業界の隠語「旦那さん制度」や「お風呂入り」といった業界用語について紹介する記事です。

これらの用語について知ると、舞妓界の裏側が見えてきます…

詳細はこの後でまとめていますので、本文にお進みください！

舞妓の旦那さん制度やお風呂入りなどの用語まとめ！

ここでは舞妓の業界用語について紹介していきます。

舞妓の旦那さん制度とは

舞妓の「旦那さん制度」とは、男性が舞妓を金銭面でサポートする、いわゆるスポンサーのことです。

ただのスポンサーと違うのは、花街(舞妓街)の世界では「名字が旦那さんと同じになる」というルールがあるところです。
このルールにより、舞妓と旦那さんは疑似結婚状態(夫婦)となり、しかも花街中に2人の関係が知れ渡ることになります。

なお、舞妓にとって”旦那さん”が付くか付かないかでその後の舞妓人生が左右される、と言っても過言ではないほど大切なものです。

舞妓の制度はあまり知られていませんが、十代で「舞妓」になった芸者は20代前半に「芸妓」に昇格します。

ただし、舞妓と芸妓には大きな違いがあり、舞妓は給料が出ない代わりに生活や舞妓として必要な道具などは全て賄われます。
一方、芸妓になると舞妓とはまったくの逆で、給料が出る代わりに舞妓としてやっていくための全ての費用を自分でねん出するしなくてはなりません。

旦那がつかない舞妓は資金繰りに窮することになり、引退後路頭に迷う可能性もあります。

したがって”旦那”がいる舞妓は、芸妓となってもスポンサーが付くことになり、経済的にとても有利となります。

しかし旦那が付くと立場の違いを利用されて、舞妓は身の危険にされされるケースも出てきます…

舞妓のお風呂入りとは

舞妓のお風呂入りとは、桐貴清羽さんの告白ツイートでたいへん有名になりましたが、いわゆる「一緒にお風呂に入ること」です。

この世から抹消されるかもしれんけど、これが舞妓の実態。当時16 歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)。これが本当に伝統文化なのか今一度かんがえていただきたい。写真はお客さんと山崎18年一気飲み大会で勝利した時と飲酒 pic.twitter.com/0kdXDZHML8

— Kiyoha＠物書き (@kiyoha_xxx) June 26, 2022

ちなみにすべての花街にお風呂入りがあるとは限らないことが桐貴清羽さんのツイートによって明らかとなっています。

京都の花街は5つあるので、町によって携帯は持てたり、お風呂入りがない所ももちろんあります。旦那さん制度も、もっとラフな所もあるかもしれない。でも、本当のところはその街で店出しした芸舞妓さんしかしらない。

— Kiyoha＠物書き (@kiyoha_xxx) June 26, 2022

お風呂入りは旦那となった人はいるので、不自然ではないのかもしれませんが…
十代の女の子にとっては、トラウマ級の出来事になるのではないでしょうか。

桐貴清羽さんの舞妓業界に関する告発は嘘という意見もあります。

確かに矛盾点や不可解な点があるのですが、それでも告発内容は本当であると考えられます。

詳細は下記記事でまとめていますので、ぜひご覧ください！

オススメ記事：桐貴清羽の告発が嘘と言われる理由！【デマではないと言えるワケ】

舞妓の水揚げとは

「お風呂入り」よりも危険なのが「水揚げ」です。
舞妓の水揚げとは、一言で言うと「男女の関係になること」。

桐貴清羽さんも水揚げをされかけたことがあり、〇千万円という金額が飛び交っていることが明らかとなっています…

ちなみに、旦那さん制度、まだあります。舞妓、芸妓さんはなにかあるたびにその人の苗字を名乗ります。花街で遊んでる人、花街の中の人公認になるので花街結婚という方が早い。私は5000万円で処女を売られそうになった。そしてそのお金、舞妓自身は貰えない。

— Kiyoha＠物書き (@kiyoha_xxx) June 26, 2022

しかも旦那が支払うお金はすべてお店に行くシステムとなっており、舞妓界の深い闇があるようです…

このようなツライ経験をされてきた桐貴清羽さんの経歴は桐貴清羽(舞妓)の経歴Wiki｜わかりやすく時系列まとめ！でまとめています。
舞妓以外にも壮絶な出来事がたくさんあるとても濃い桐貴清羽さんの人生をご覧ください！

舞妓の旦那さん制度やお風呂入りは2022年現在も存在している！

舞妓の旦那さん制度やお風呂入りといった制度は2022年現在も存在しているようです。

先ほど紹介した桐貴清羽さんのツイッターの投稿によると、桐貴清羽さんが現役の舞妓だった2016年には普通に旦那さん制度はあることがわかりますし、後半の文面では水揚げの危機もあったことが告発されています。

ちなみに、旦那さん制度、まだあります。舞妓、芸妓さんはなにかあるたびにその人の苗字を名乗ります。花街で遊んでる人、花街の中の人公認になるので花街結婚という方が早い。私は5000万円で処女を売られそうになった。そしてそのお金、舞妓自身は貰えない。

— Kiyoha＠物書き (@kiyoha_xxx) June 26, 2022

また桐貴清羽さんの告発後、現役の舞妓から相談のメッセージが多く寄せられていることからも、桐貴清羽さんが現役のときから、舞妓界はまったく変わっていないようです。

元舞妓さんや、辞めたいと思っている舞妓ちゃんのお友達から連絡が来たのでここで伝えたい。

高校行ってないから外に出て生きていけないとか無い。高校卒業程度認定試験をうければ、高卒の資格がとれるし、大学だって行こうと思えば行ける。学歴不問のちゃんとした仕事だってあるよ。

— Kiyoha＠物書き (@kiyoha_xxx) June 26, 2022

今回の桐貴清羽さんの告発でグレーだった舞妓界にメスが入ることになるのか、注目が集まります。

桐貴清羽さんが舞妓を辞めてから6年が経過していますが、なぜ今更告発する気になったのでしょうか？

調査の結果、ある１つのツイッターが発端となっていることが見えてきました…

詳細は下記記事でまとめていますので、ぜひご覧ください！

オススメ記事：桐貴清羽はなぜ今更舞妓界を告発した？【理由は1つのツイッターが発端か】