日本が北朝鮮のミサイルをなぜ迎撃しないのか、その理由をまとめています。
実はミサイルを迎撃することは、費用面の問題と様々なリスクに直面するおそれがあり、慎重に行わなければならない事情があるのです。
詳細は本文にてご覧ください。
日本は北朝鮮のミサイルをなぜ迎撃しないのか
日本が北朝鮮のミサイルをなぜ迎撃しないのか、それは「迎撃する必要がない」からです。
防衛省のホームページによると、日本の北朝鮮のミサイルに対する迎撃システムが、下の画像のように紹介されています▼
つまり、人工衛星やレーダーで北朝鮮のミサイルの動向を監視している以上、その気になれば即座に日本は迎撃態勢を取ることが可能なのです。(成功するかは別として)
そして、即座に日本が北朝鮮のミサイルを迎撃しないのは、上記の迎撃システムを踏まえると明らかです。
日本の迎撃システムは人工衛星やレーダーで即座に北朝鮮のミサイル発射を検知できますが、それと同時に落下地点も予測できるのです。
したがって、日本の領海近くに北朝鮮のミサイルが着弾したとしても、日本の本土に着弾することはないと判断できれば、「迎撃しない」という選択をしていると考えられます。
日本が北朝鮮のミサイルを迎撃しない理由には、下記のように1発億単位のお金が飛んでいくという実情があり、コスト的な要因もあると考えられます。
1発あたり数億円から数十億円とされる。
さらに、日本の迎撃ミサイルは必要数の6割程度しかないという報道もあり、有事の際に備えて無駄打ちはできないのです。
迎撃ミサイルの充足率を試算した結果、6割程度しかなかった。
加えて、迎撃ミサイルを使用することは、北朝鮮とのいざこざを誘発する恐れもあるのです。
もし日本が北朝鮮のミサイルに対して迎撃ミサイルを発射すれば、誤って北朝鮮に着弾する可能性もゼロではなく、争いの火種になることすら想定されるのです。
ミサイルの着弾のニュースが飛び込むたびに「日本は北朝鮮のミサイルをなぜ迎撃しないのか」と声が上がりますが、不要な費用とリスクを背負わないようにしていることが理由に挙げられるのです。
北朝鮮と言えば金正恩総書記ですが、その娘が太り過ぎと話題になっています。
その理由には、贅沢をしているのはもちろんあるでしょうが、実は別記事金正恩の娘・キムジュエが太ってる理由!でまとめたような理由もあることが考えられるのです…!
日本がミサイルを迎撃しない理由は対北朝鮮対策の一環も
さらに、日本が北朝鮮のミサイルを迎撃しないのは、北朝鮮に対して軍事的なデータを流出させない、という目的もあると考えられます。
というのも、日本が迎撃ミサイルを発射すれば、北朝鮮は日本の防衛技術がどの程度なのかのデータを取得できます。
北朝鮮に手の内をさらすのは防衛上非常に危険と言えますので、日本は不用意に迎撃ミサイルを発射するわけにはいきません。
北朝鮮のミサイル技術は北朝鮮はミサイルをなぜ日本に向かって打つのか【非難や抗議以外の本当の理由】でも紹介したように、今や世界トップクラスとなっています。
例えば、上の画像のように、北朝鮮は従来型の放物線を描く軌道のミサイルでなく、軌道が変わるミサイルも開発しているのです。
発射されたミサイルについては2発とも、変則軌道で飛ぶことが可能なKN-23系列のミサイルを地上から発射した
仮に軌道変更型のミサイルに日本の迎撃ミサイルが対応できない、といったことが北朝鮮にバレると、生命の危険だけでなく、今後日本と北朝鮮の外交的立ち位置が逆転することも想定され、日本は不利益を被るケースも想定されます。
このように、北朝鮮のミサイルを見境なく迎撃するのは非常にリスクを伴うため、日本は国民の生命が脅かされない限りは、「迎撃をしない」という選択をとっていると考えられます。
【まとめ】北朝鮮のミサイルを日本はなぜ迎撃しないのか【理由は費用とリスク】
今回は、北朝鮮のミサイルを日本はなぜ迎撃しないのか、その理由をまとめました。
日本にとって北朝鮮のミサイルを迎撃することは、費用面やリスク面において慎重にならざるを得ない理由がありました。
費用面では1本億単位もする迎撃ミサイル(しかも必要本数に足りていない)を無駄打ちすることはできない、という切実な問題がありました。
さらに、迎撃ミサイルが北朝鮮に着弾する可能性もゼロではないことや、日本の防衛力が北朝鮮に知れ渡ってしまうリスクもあり、簡単にミサイルを打ち落とすわけにはいかないのです。
日本が北朝鮮のミサイルを迎撃しないことで、逆に日本を守ることにもなっていると言えますので、防衛省を信じて見守りましょう。
今回は北海道に着弾すると報道されながら迎撃しなかったのは、何故か?
迎撃失敗の確立が高かったのか、あるいは被爆してから宣戦布告するのか全く理解できない。
色々理由はあると思いますが、日本国は唯一の被爆国。核の脅威は世界的に一番経験値が高い。
その準備は、全く実施されて居ない。欧州では、各家庭に地下室が用意されている。先の大戦の経験と冷戦時代の準備の賜物である。
地勢学的に、一番核に、危機感を持たなければならない。
災害での経験値もあるのだから、真剣に自衛手段を考える必要がある。
ただ、専守防衛の旗を振っても、飽和攻撃には無駄。遺憾砲を撃っても無意味。
札幌、北海道第二師団、三沢空軍基地、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄。本土防衛の拠点、米軍の重要施設のあるところは、軒並み飽和攻撃をされると思う。
『遺憾』ミサイルは、無力である。国内の準備、啓蒙が必要。
独裁者は、よく間違う。大変な事態になる。
そろそろ先の大戦の真剣な精査、準備を!
1億2000万総被害。上陸を許したら、市民はウクライナの国民と同様の仕打ちを受ける。それは、満州で中国共産党と、ソ連軍が実証している。
平和ボケは、沢山だ。自分は、故郷を守るため武器を取るつもりだ。せめて小銃を研究している。安全装置でモタモタしている間に、殺されないように!
何故、私と同世代の指導者は悪い考え方をするのか?戦中の親から生まれた世代なのに!
なんかやべーの湧いてて草しか生えん