加藤豪将選手のメッツ移籍理由はなぜか|メジャーリーガーとして活躍できる?

2022年5月8日、アメリカ大リーグのブルージェイズで戦力外となっていた加藤豪将選手がニューヨーク・メッツに移籍することになり、話題になっています。

そこでこの記事では加藤豪将選手がニューヨーク・メッツに移籍することになった理由について紹介していきます。

2022年4月に初安打を放った加藤豪将選手が、今後大リーガーとして活躍できる可能性はあるのかも解説しています。

加藤豪将選手のメッツ移籍理由はなぜか

加藤豪将選手がニューヨーク・メッツに移籍できたのはなぜかというと、ロビンソン・カノ選手が戦力外となり支配下登録枠が空いたことが大きな理由であると考えられます。

MEMO

ロビンソン・カノ選手は2022年5月次点で2632安打、335本塁打を放っているメジャーリーグを代表するスラッガーです。

2021年シーズンはドーピング違反により全試合に出場しておらず、2022年シーズンも成績が振るわず戦力外となってしまいました。

加藤豪将選手がニューヨーク・メッツに移籍できた理由を具体的に解説していきます。

まず、メジャーリーグでは支配下登録者が40名という決まりがあります。
さらにメジャーリーガーとして登録できるのは、支配下登録者40名の内5月1日をもって28名→26名となります。

ロビンソン・カノ選手は26名の枠に入ることができなかったためマイナーリーグへ行くことになったのですが、ロビンソン・カノ選手はある条件を満たすため、マイナーリーグに降格するためには支配下登録40名を外れる必要がありました。
その条件とは、「支配下登録40名に入ってマイナーへ降格できるのは、1選手につき3シーズン」というルールです。

ロビンソン・カノ選手は2022年5月次点で39歳のベテラン選手ですので、すでに支配下登録40名に入った状態でマイナー降格が3度あり戦力外となってしまいました。

そこでロビンソン・カノ選手が支配下登録40名から外れたことにより空いた1枠に滑り込んだのが、加藤豪将選手でした。
加藤豪将選手はニューヨーク・メッツの戦術に合致した選手であることも、移籍できた理由の1つであると考えられます。

ニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドはもともとホームランが出にくい球場の上に、2022年シーズンのメジャーリーグは飛距離が出ないボールに変わりました。
そのため、ホームランバッターよりも俊足巧打のバッターを欲しているニューヨーク・メッツと加藤豪将選手のプレースタイルがマッチして、晴れて移籍が決定したものと思われます。

加藤豪将選手がどのような経緯でアメリカにいるのか、両親についてまとめた記事もありますのでぜひご覧ください!

また、加藤豪将選手がハーフでないことや、二重国籍であることを解説した記事もあります。

加藤豪将選手は今後メジャーリーガーとして試合に出られるのか

とは言っても、加藤豪将選手は下記の報道のようにすぐにメジャーリーガーとして活躍できるとは限らないようです。

傘下3Aシラキュースに合流する。

full-Countより

シラキュースはニューヨーク・メッツの傘下で、マイナーリーグのチームです。
つまり、加藤豪将選手は40名の支配下登録はされましたが26名の枠には入れず(=マイナーリーガー)、メジャー昇格のチャンスを掴みに行く立場にあります。

しかし、ロビンソン・カノ選手の代わりにもともとニューヨーク・メッツのマイナーリーグにいた選手を昇格させなかったことを踏まえると、加藤豪将選手には十分チャンスがあるとも捉えることができます。
加藤豪将選手には厳しい競争を勝ち抜き、今回のニューヨーク・メッツへの移籍が転機となり飛躍の年となったと思えるようなイベントになってほしいです。

加藤豪将選手の高校時代をまとめた記事も合わせてご覧ください!

【まとめ】加藤豪将選手のメッツ移籍理由はなぜか|メジャーリーガーとして活躍できる?

今回は加藤豪将選手のニューヨーク・メッツ移籍理由はなぜなのかを解説しました。

加藤豪将選手が今回ニューヨーク・メッツに移籍できた理由は、ベテラン選手がメジャーリーグのルールにより支配下登録できなくなったため、空いた1枠に加藤豪将選手が入ることができたためでした。

しかしながら加藤豪将選手はマイナーリーガーとしてメジャー昇格に挑戦していくことになります。

ニューヨーク・メッツは加藤豪将選手のプレースタイルがチームにフィットしていると見込んでいると思われますので、ぜひともこのチャンスをものにして、メジャーリーグで大活躍してほしいと思います。