小西洋之議員が高市早苗大臣を追い詰めている「小西文書」について、なぜ作成者を証人喚問しないのか、その理由をまとめました。
状況を整理すると小西文書の作成者を証人喚問した場合、「大ケガ」をする人が必ず出ることが炙り出されたのです…！
詳細はこの後にまとめていますので、ぜひ本文をご覧ください。
小西文書の作成者を証人喚問しない理由はなぜか【呼ばないメリットあり】
立憲民主党が小西文書の作成者を証人喚問しない理由はなぜかというと、あくまでも可能生の1つとはなりますが、現時点では立憲民主党側にデメリットが発生する場合があることが考えられます。
というのも、総務省は小西洋之議員が高市早苗大臣に詰め寄るために提示した「小西文書」について、積極的に情報公開をしているのです。
例えば、2022年3月7日には小西文書の全文をHPで公開し、さらにその3日後の3月10日には【「政治的公平」に関する行政文書の正確性に係る精査について】という文書を掲載し、文書の信憑性を確認していることをアピールしています。
したがって、立憲民主党は総務省が小西文書の精査が終えるのを待っている可能生があります。
なぜなら、もし小西文書に捏造があったという結果が出た場合、高市早苗大臣を追い詰めるために小西文書を提出した小西洋之議員のクビが飛ぶ事態にもなりかねないからです。
小西洋之議員が辞職しないとしても立憲民主党へのイメージダウンは避けられず、4月に行われる統一地方選挙の結果に大きな影響を与える可能生も考えられます。
したがって、立憲民主党が小西文書の作成者を証人喚問しない理由はなぜかというと、総務省の精査が終わらないと小西洋之議員や立憲民主党自体に大きなダメージを受ける可能生があることが、可能生の1つとして挙げられます。
なお、立憲民主党は小西文書の作成者ではなく、総務省に放送法の解釈を検討するようにけしかけた礒崎陽輔元議員の証人喚問は求めています。
礒崎陽輔議員が当時総務省に圧力をかけていたことを認めれば、高市早苗大臣の辞職は実現しなくても自民党のイメージダウンを図ることができ、少なくとも立憲民主党がダメージを負うことはないと踏んでいるのかもしれません。(小西洋之議員はどうしても高市早苗大臣を辞職させたいのかもしれませんが…)
小西文書の作成者を証人喚問することは自民党にもデメリットがある可能性も
さらに、今後立憲民主党が小西文書の作成者を証人喚問を要求したとしても、与党である自民党がそれを良しとしない可能性があります。
それは総務省が作成した小西文書に捏造があった場合、総務省への信頼は失墜し、それは政権与党にも波及するのは間違いないからです。
また、小西文書に捏造がない場合も高市早苗大臣が窮地に追い込まれるだけなので、自民党にメリットがあるとは言えません。(一定数、高市早苗大臣の失脚を喜ぶ自民党員もいるかもしれませんが…)
したがって、小西文書の証人喚問は自民党にはマイナスにしかならない状況です。
証人喚問を実現させるには”全会一致“が必要です。
したがって、小西文書の作成者を証人喚問すると自民党にとってマズいことになるのであれば、頑なに拒否をするものと考えられます。
つまり、今後も小西文書の作成者の証人喚問が実現しないのであれば、立憲民主党が証人喚問を要求した場合は自民党側に、立憲民主党が証人喚問を要求しない場合は立憲民主党側にデメリットがあると判断することができるのかもしれません。
つまり、小西文書の作成者を証人喚問することは自民党/立憲民主党のどちらかが「大ケガ」をすることになるため、今後小西文書の証人喚問が行われるのかは、注目しておく必要がありそうです。
なお、小西文書の作成者ですが、別記事【顔画像】小西文書の作成者は誰か｜捏造ではないかと話題にでまとめたように、小西洋之議員とは”身内”の関係にある人物だったことが、小西洋之議員の口から明らかになっています。
【まとめ】小西文書の作成者を証人喚問しない理由はなぜか【呼ばないメリットあり】
今回は小西文書の作成者を証人喚問しない理由はなぜなのかをまとめました。
小西文書の作成者を証人喚問しない理由はなぜかというと、立憲民主党側からすれば、小西文書に捏造があった場合に小西洋之議員が辞職に追い込まれたり、立憲民主党のイメージダウンとなるおそれがあり、総務省の精査が終わらないと迂闊に動けない状況であることが考えられます。
また、自民党にしても小西文書の作成者を証人喚問することは、小西文書の捏造があろうがなかろうがメリットは一切なく、立憲民主党から証人喚問の要請があったとしても拒否する可能性があります。
いずれにせよ、世間では「小西文書の作成者を証人喚問しろ」という声が高まってきているので、今後の動向からは目が離せません。
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