仲邑菫の父親/母親をまとめてみた【両親の教育方針】

史上最年少で棋聖となった囲碁の棋士である仲邑菫さんの両親についてまとめています。

仲邑菫さんの父親と母親は仲邑菫さんへの教育方針は違っていたのですが、それが仲邑菫さんが囲碁を嫌いにならずに、タイトルを取るまでに成長した秘訣なのかもしれません…

詳細はこの後にまとめていますので、ぜひご覧ください。

ここでは仲邑菫さんの両親(父親/母親)がどのような人物で、囲碁を学ぶ仲邑菫さんにどのように接してきたのかを中心に紹介していきます。

仲邑菫さんの父親は仲邑信也九段で、2006年には勝率ナンバー1にも輝いた囲碁界の第一人者です。

後ほど紹介する仲邑菫さんの母親は、仲邑菫さんが囲碁を始めるきっかけを作った人物ですが、仲邑菫さんの父親である仲邑信也九段は、仲邑菫さんを強くさせた人と言って間違いありません。

仲邑菫さんの父親である仲邑信也九段は「囲碁の虫」と称されるほど囲碁と真剣に向き合ってきました。

したがって、幼い仲邑菫さんに対しても父親の仲邑信也九段は厳しく接し、仲邑菫さんはしょっちゅう泣かされていたそうです。

しかし、それでも仲邑菫さんは囲碁を嫌いにならず努力を続け、実力を付けていくのですが…

そんな仲邑菫さんですが、小学校3年生の頃に囲碁の実力に伸び悩みが見られるようになります。

悩む仲邑菫さんを見かねた父親の仲邑信也九段は、韓国で修行させることを決意するのでした。

仲邑信也九段は、学業よりも囲碁を優先する韓国や中国で学ぶことで、仲邑菫さんが殻を破ってほしいと思ったのです。

最初は週末だけ韓国に修行に行っていた仲邑菫さんでしたが、すぐに結果が出たため、父親の仲邑信也九段は韓国への引っ越しを決め、2017年～2018年まで韓国に移住しました。

愛娘の努力を常に近くで見ていた父親の仲邑信也九段は、弱気になりそうな仲邑菫さんには「自分を信じろ」とアドバイスをしています。

仲邑菫さんは父親の仲邑信也九段を超えるプロ棋士になれるのか、注目が集まります。

仲邑菫さんの母親は仲邑幸さんで、旧姓は石井幸さんです。

高校時代は埼玉県の伊那学園総合高校の囲碁部に所属し、個人戦では全国6位という成績を収めています。

また、アマチュア時代の藤沢里菜さん(2023年現在二冠)とも対局経験があるなど、仲邑菫さんの母親である仲邑幸さんプロではないにしろたいへんな実力者です。

そして先ほども簡単に触れましたが、母親の仲邑幸さんは、仲邑菫さんが囲碁をはじめるきっかけを作った人物。

プロを目指していたこともある仲邑菫さんの母親の仲邑幸さんは囲碁のインストラクターをしており、そのときに3歳の仲邑幸さんも囲碁を学んだのです。

仲邑菫さんはわずか3ヵ月で複雑な囲碁のルールを覚えてしまったといいます。

そんな仲邑菫さんの母親の仲邑幸さんは父親の仲邑信也さんとは対照的に、娘に対して優しく接します。

例えば、幼い娘と対局するときはわざと負けてあげ、仲邑菫さんが囲碁を嫌いにならないようにしていました。

父親の仲邑信也さんが娘に厳しく接してたため、仲邑菫さんにとって、バランスのとれた両親に感じていたのかもしれません。

仲邑菫さんの父親の仲邑信也九段はプロ棋士ということもあり勝負に厳しい人ですが、仲邑菫さんの母親である仲邑幸さんは娘に対して「負けてもいい」と思っています。

なぜなら、負けた時こそ人間が成長できる一番の機会であり、勝ちっぱなしは慢心の元であると感じているからです。

今回仲邑菫さんは棋聖となりましたがタイトル決定戦のときでさえ、仲邑菫さんの母親である仲邑幸さんは「負けてもいい」と思っていたと話しています。

この経験は、プロ棋士を目指していた夢が叶わなかった、仲邑菫さんの母親である仲邑幸さんの挫折経験が元になっているのかもしれません。

囲碁を離れれば仲邑菫の両親は「パパ・ママ」

仲邑菫さんはアマチュア時代の囲碁教室では、両親のことを「先生」と呼んでいたのですが、プライベートでは「パパ・ママ」としっかりと甘えていたそうです。

囲碁に対して厳しい父親の仲邑信也さんも、休日はしっかりと「パパ」をしており、家族3人でショッピングを楽しんだりしていたのです。

実際、仲邑菫さんの母親である仲邑幸さんは、「囲碁教室では囲碁の楽しさと勝負の厳しさを教えて、外では愛情を注いだ」と話しており、両親は仲邑菫さんの教育方針をしっかりと固めていました。

そんな手塩にかけて育てた仲邑菫さんがどのような棋士になっていくのか、一番楽しみにしているのは両親に違いありません。

今回は仲邑菫さんの両親(父親/母親)についてまとめました。

仲邑菫さんの父親はプロ棋士の仲邑信也九段で、仲邑菫さんに囲碁を教えるときは厳しく接していました。

一方、仲邑菫さんの母親は仲邑幸さんで囲碁のインストラクターをしていた関係で、仲邑菫さんが囲碁を始めるきっかけを作りました。

そんな両親に育てられた仲邑菫さんの成長が今後も楽しみでなりません。