デヴィ夫人の凄さとは？正体は日本企業を牛耳る”女帝”だった

バラエティでも引っ張りだこのデヴィ夫人ですが、あまりスポットが当てられないその凄さについてまとめています。

デヴィ夫人の本当の凄さはその正体にあり、インドネシア日本企業を牛耳った”女帝”とも呼べる権力にあるのです…！

詳細はこの後にまとめていますので、ぜひ本文へお進みください。

デヴィ夫人の凄さとは？正体は日本企業を牛耳る”女帝”だった

デヴィ夫人の一番の凄さは、スカルノ大統領と結婚した1960年代の、日本企業を牛耳った”女帝”とも呼べる権力にあります。

デヴィ夫人の凄さを語るには、デヴィ夫人がスカルノ大統領に嫁ぐことになった経緯を紹介する必要があります。

デヴィ夫人がスカルノ大統領に嫁ぐことになったのは、実はインドネシアへの進出を目論む日本企業の作戦がありました。

というのも当時、インドネシアで商売をしたいと考えていた日本企業に、「東日貿易」と「木下産商」の2企業が凌ぎを削っていたのです。

デヴィ夫人をスカルノ大統領に紹介したのは「東日貿易」の久保正雄社長。

日本人好きというスカルノ大統領の好みを把握していた久保正雄社長は、デヴィ夫人とスカルノ大統領を引き合わせたのです。

デヴィ夫人は当初久保正雄社長の企みを知りませんでしたが、スカルノ大統領と結婚後、ついにすべてを知ることになります。

ここからがデヴィ夫人の凄さが発揮されるところで、デヴィ夫人をスカルノ大統領に紹介した久保正雄社長が莫大な利益を得ていることを知ったデヴィ夫人は、久保正雄社長を追放して東日貿易との取引を止めてしまうのです。

さらに、デヴィ夫人は東日貿易のライバル企業だった「木下産商」に近づき取り引きを始めていきます。

こうして、デヴィ夫人の許可なしに日本企業はインドネシアで商売ができなくなってしまったのです。

つまり、デヴィ夫人の凄さはインドネシア内で権力を得られるように日本企業をコントロールした、「女帝」とも言えるその正体にあるのです。

そんなデヴィ夫人ですが、加藤万里奈はデヴィ夫人となぜ同居？出会いと現在(2023)エピソードまとめで紹介したような寛容なところもあるデヴィ夫人。

しかし、バラエティ番組で芸人のような扱いをされているデヴィ夫人の姿を見るたびに、当時のことを知ってテレビ局の人たちはそのような扱いをしているのか心配になります…

そんな恐ろしい正体を持つデヴィ夫人ですので、【なぜ】デヴィ夫人の帽子にゴーストアーミーのワッペン！？意味や理由まとめでまとめたようなワッペン1つでも意味があるのではないかと大きな話題となってしまうようです。

亡命後も発揮されるデヴィ夫人の凄さ

デヴィ夫人はスカルノ大統領が亡くなった1970年にフランスに亡命しますが、そこでは「スカルノ大統領の元夫人」として手厚くもてなされています。

スカルノ大統領の第三夫人にしかないデヴィ夫人がこのようにフランスでも歓迎されたのは、先ほど紹介したデヴィ夫人の凄さと正体がヨーロッパにも轟いていたからに違いありません。

そんなデヴィ夫人の凄さは、デヴィ夫人が大統領夫人の地位を失ってから10年以上経った1980年代のインドネシアでも発揮されます。

デヴィ夫人はデヴィ夫人の娘や孫をまとめてみた【家族構成図あり】でも紹介した娘を連れ、1979年にインドネシアに戻り事業を始めるのですが、石油関連の会社を5社も立ち上げ一財を築くのです。

石油関連の会社を立ち上げるにあたってデヴィ夫人は、あらゆる人脈を使ってがむしゃらに働いたとはなしていますが、元を辿れば1960年代に猛威を振るった”女帝”時代の凄さなくして、経営者としての成功はなかったと言えます。

つまり、デヴィ夫人が今セレブリティな生活を送っているのは、日本企業に大なたを振るった”女帝”としての正体と凄さが根源にあるのです。

デヴィ夫人の凄さとは？正体は日本企業を牛耳る”女帝”だった

今回はデヴィ夫人の凄さについてまとめました。

デヴィ夫人の凄さはその正体にあり、スカルノ大統領の夫人だった時代に日本企業に振るった”女帝”とも呼べる権力です。

インドネシアでのクーデターで亡命してもデヴィ夫人がフランスの貴族社会から受け入れられ、その後インドネシアでも経営者として成功したのも、1960年代のデヴィ夫人の凄さが元になっていると考えられます。

そんなデヴィ夫人の凄さと正体を知ってしまうと、バラエティ番組でデヴィ夫人がいじられても笑えなくなってしまいそうです…