2022年8月5日に中国がミサイルを9発発射して、その内の5発が日本に落下しました。
そこで、この記事では中国のミサイルが日本のどこに落ちたのか、その場所をまとめました。
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中国が発射したミサイルは日本のどこに落ちた?
防衛省の発表によると、中国の発射した9発のミサイルの場所は下の画像のようになっています。
上画像の内5~9に該当する中国のミサイルが、日本の領域内に落ちています。
中国のミサイルが落ちた具体的な場所は波照間島の南西。
ギリギリとは言え、日本の領域内に中国のミサイルが落下したのは間違いありません。
波照間島は、日本の有人島の中では最南端に位置しており、2022年現在で500名程度の方がお住まいになっています。
今回は日本人に犠牲者はこれまでのところ(2022年8月5日時点)出ていませんが、北朝鮮に続き中国がミサイルを定期的に打ち込んでくる状況になると、日本は防衛上、とても大きな問題を抱えることになりそうです。
中国がミサイルを発射したのは、アメリカのペロシ下院議長が台湾に訪問したからです。
ペロシ下院議長はバイデン大統領の指示で台湾を訪問したのかと思われましたが、決してそうではない事実も判明しています。
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中国が発射したミサイル9発の経緯/場所まとめ(日本以外も)
中国は日本の領域以外にもミサイルを発射を発射しており、日本の領域内に打ち込んだミサイルを含めて計9発を発射させています。
防衛省の発表によると、中国は約1時間に渡ってミサイルを9発発射させています。
具体的には次のような経過となっています。
- 14時56分頃、福建省沿岸から発射し、約350km程度飛翔
- 14時56分頃、中国内陸部から発射し、約700km程度飛翔
- 15時14分頃、中国内陸部から発射し、約550km程度飛翔
- 15時57分頃、浙江省沿岸から発射し、約350km程度飛翔
- 15時57分頃、浙江省沿岸から発射し、約650km程度飛翔
- 16時05分頃、福建省沿岸から発射し、約500km程度飛翔
- 16時05分頃、福建省沿岸から発射し、約550km程度飛翔
- 16時08分頃、福建省沿岸から発射し、約500km程度飛翔
- 16時08分頃、福建省沿岸から発射し、約550km程度飛翔
上図の地図を見ると、中国は台湾周辺の海を目掛けて発射しているのがわかります。
台湾と日本の領域までの距離は非常に短く、およそ100kmしか離れていません。
したがって、中国には明確に日本を刺激する目的があったのではなく、誤差で日本の領域内にミサイルが落ちたものと考えられます。
しかし、「誤差で波照間島にミサイルが落ちました」ではシャレにもなりませんので、今後中国が台湾にミサイルを打つような状況が続くようであれば、北朝鮮のミサイルに加えて日本には憂いがのしかかることになりそうです。
【まとめ】中国のミサイルは日本のどこに落ちた?9発の経緯/場所まとめ
今回は2022年8月4日に発射された中国のミサイルが日本のどこに落ちたのかをまとめました。
中国が発射した9発のミサイルの内、5発が日本の有人島最南端の波照間島南西に落下していると防衛省は発表しています。
中国が発射したミサイル9発が落下した場所を確認すると、台湾の近海であることが確認できます。
台湾から日本の領域まではおよそ100kmしかないという事実を踏まえると、ミサイルの着弾点が、中国が狙った場所からわずかにずれたため日本の領域に落ちたものと考えられます。
しかし、今後も北朝鮮が頻繁にミサイルを日本海に向けて発射している状況ですので、中国のとばっちりを受けてミサイルが日本に落ちる事態は由々しき事態です。
今後北朝鮮と中国のミサイルが交互に飛び交うというニュースが報道されるような事態には、決してならないでほしいと願います。