この記事ではシンガーソングライターの優里さんの「ドライフラワー」の歌い方について解説をしています。
「ドライフラワー」はとてもいい歌なのですが、中には優里さんの歌い方や発音がうざいと思う人も中にはいますよね。
また、優里さんが歌う「ドライフラワー」は、サビの「全部全部」の部分が「じぇんぶじぇんぶ」とか「じんぶじんぶ」に聞こえてしまうのですが、それにも理由がありました。
本記事を読むだけで
- 優里さんの「ドライフラワー」の歌い方が世間でどう思われているのか
- 優里さんが歌う「ドライフラワー」の発音の理由
について詳しく知ることができますので、ぜひご覧ください。
優里のドライフラワーの歌い方が嫌い!?
ここでは優里さんの「ドライフラワー」の歌い方の評価について解説をしていきます。
優里のドライフラワー
こちらが優里さんが歌う「ドライフラワー」です。
改めて優里さんの歌い方を確認したい方は見てみてください。
ドライフラワーの歌い方に対する「嫌い」の評価
優里さんの「ドライフラワー」の歌い方が嫌いという人は、「ドライフラワーはいい曲だけど、優里の歌い方がムリ」という意見が多いようです。
なんかドライフラワーも嫌いではなくなってきた
優里の歌い方が苦手なんだよな、歌ってみたとかなら嫌ではない
多分一時期のPretenderと同じポジだな。好きではないけど耳に入るポジ— Sai🗞🌱低浮上 (@55apotosiszz) August 30, 2021
優里のドライフラワーの「ずぃぇんぶ〜ずぃぇんぶ〜(全部全部)」って歌い方嫌い。
— かみでら (@yakousei115) August 29, 2021
ドライフラワーって曲あるやん。あの歌ほんまに嫌いなんよな。歌い方がネチっこいし全然いいと思わん
— 超Wavyでごめんね(たまちゃ) (@_l2306) August 20, 2021
ドライフラワーいい曲だよね、でも優里の全部全部の歌い方が「ズィンブ~ズィンブ~」だから嫌い
— 全放棄知らんゲリオン (@zenbushiran) August 7, 2021
なので「他のアーティストが歌っているドライフラワーを聞いて曲が好きになった」という人も多くいます。
例えば横山だいすけお兄さんが「ドライフラワー」をカバーしてる動画がありましが、歌い方に癖がなくてとってもお上手です。
だいすけお兄さんの「ドライフラワー」を聞いてみると今までの印象が変わるのではないでしょうか。
優里さんの「ドライフラワー」が苦手な人はぜひ1度聞いてみてください。
優里のドライフラワーの歌い方が嫌いと言われる理由
ドライフラワーはとっても良い曲で、このクセを含めての優里さんかなとも思うのですが、優里さんの歌い方を好きになれないという意見があっても仕方ないですよね。
優里さんの歌い方の特徴として、時々母音の「え」が「い」に変化するときがあります。
そこで優里さんの歌い方の癖を2つピックアップして紹介をします。
優里の歌い方① 「じぇんぶじぇんぶ」に聞こえる
全部全部 嫌いじゃないの
は力を込めて歌っているせいか「じぇんぶじぇんぶ 嫌いじゃないの」と言っています。
この部分はサビに当たる部分ですのでテレビでもよく流れる歌詞ですよね。
なので視聴者はこの部分ばかりを耳にしてしまい、これが優里さんの歌い方が嫌いと言われる原因になっていると思われます。
優里の歌い方② 「多分私じゃなくていいに」に聞こえる
続いて冒頭の歌詞
多分、私じゃなくていいね
は、「多分、私じゃなくていいに」と聞こえます。
歌の出だしなので、優里さんの歌を聞いていきなり「?」となってしまう人も多かったのではないでしょうか。
こんな具合に、母音の「え」が変化して歌われているところがあります。
例を2つ挙げましたが、「ドライフラワー」を聞いていただくと、そのようなところが所々あることがわかると思います。
しかし、調べてみると実はこの歌い方、優里さんはテクニックを駆使してあえてこのように歌っているようです。
優里のドライフラワーが「じぇんぶじぇんぶ」と聞こえる理由は?
ヤフー知恵袋でも優里さんの歌い方に関する質問があったのですが、そのベストアンサーが「優里さんのテクニックです」という回答がありました。
回答で紹介されていた動画は、優里さんのyoutubeチャンネル「優里ちゃんねる」です。
こちらの動画では、優里さんが「ドライフラワー」の歌い方を丁寧に解説しています。この動画の優里さんはめちゃくちゃ楽しそうで、彼の思わぬ一面がみられますよ!
少し長い動画ですが、歌詞1つ1つについて優里さんが余すことなく歌い方を教えてくれるので、「ドライフラワー」を歌いたい人は必見の内容です。
この動画の内容を少し紹介すると、先ほど例に挙げた「ドライフラワー」の冒頭
多分、私じゃなくていいね
を含むAメロ部分は、優里さんは「しゃべっている感じ」で歌っているそうです。
そのため語尾が若干曖昧になり、「多分、私じゃなくていいに」に聞こえてしまうんだと思います。
対してサビの部分の
全部全部 嫌いじゃないの
の部分は優里さんはかなり気持ちと力を入れて歌っているそうです。
なので、動画では本人も「全部全部」ではなくて「ずぅえんぶずぅえんぶ」と歌っていると言っています(笑)
こんな風に優里さんの歌い方のクセは、優里さんのテクニックであることが、おわかりいただけたのではないでしょうか。
ちなみに、声楽の見地からも話すときと歌うときの母音が違うのは当たり前と紹介されています。
こちらは声楽学校のホームページに掲載されている、母音の発音についてのコラムです。
歌う時の母音「ア」「エ」「イ」「オ」「ウ」は話し言葉のそれとは違います。歌う時は発声器官の使い方が違いますから、発音の仕方も違い、母音の発音はずいぶん違ったものになるのです。聞いている人にもはっきりと聞き分けられるほどです。
引用元:FIDES学園HP
つまり、話すときと歌うときで母音が違うように聞こえるのは、「優里さんに歌唱力がある」という何よりの証拠になるのではないでしょうか。
ここまで優里さんの歌い方について解説してきましたが、そんな優里さんのインディーズ時代のことも知りたくないですか?
コチラの記事では、優里さんのデビューのきっかけや路上ライブについて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください!
また2022年1月に発売された優里さんのファーストアルバム「壱」に収録されている「レオ」や「ミズキリ」の意味を考察しました!
まとめ
今回は、優里さんの歌い方のクセが強いことについて解説をしてきました。
まとめると、
- 優里さんは歌うと所々母音が変化していて、それがクセが強いと思われることがある
- 優里さんはあえてクセがあるように歌っている
- クセが強いのは優里さんの歌唱力が高い証拠
ということがわかりました。
考えてみると、これまで大ヒットを飛ばしてきた歌手は何かしら歌い方にクセがあるものです。
桑田佳祐さん然り、福山雅治さん然りです。
「かくれんぼ」や「ドライフラワー」のようなヒット曲を今後も出していくであろう優里さんの歌い方のクセが気にならなくなる日はそう遠くないのかもしれませんね。
- 本名:木村優里(きむらゆうり)
- 生年月日:1994年3月23日生まれ
- 出身:千葉県
- 2019年にInstagram、Twitter、TikTokへの歌唱動画投稿を始める
- 2019年12月に配信リリースした「かくれんぼ」で大きな注目を浴びる
- 2020年10月にリリースした「ドライフラワー」はストリーミング累計 1 億回再生を突破